クラウドワークスのコンペに出したものです。
キャバリアは去年まで飼っていましたが、2016年5月に亡くなってしまいました。
アイコンも飼い犬がモデルです。
カドル・クローン欲しい。— SOU@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2016年5月23日
3万5千か…
愛犬を亡くした時は、多くの人がそうであるように、悲しくて一日中泣き続けました。
亡骸はそのままにしておくと腐ってしまうので、次の日にはもう火葬の手続きを
しなければなりません。火葬業者に家の前に来てもらって骨を自分の家で引き取るか、
霊園で埋葬してもらうかをその日に決めなければならないのです。
その時は「愛犬を絶対に手放したくない」、と遺骨をうちで引き取ることしか頭にありませんでしたが、
よくよく調べると、自分で遺骨を何十年も管理出来るのか不安になりました。
ペンダントに入れて持っておきたい、みたいな考えもありましたが、
カビが生えたり腐ったりしてしまったら・・・と思うと
結局霊園に納めたほうがいいという結論に至り、
次の日に霊園に家族で亡骸を運びました。
その選択は正解だったと思います。
その霊園は、ペットの天国の門のような場所でした。
入ってすぐに池があって、弁天様?の像が
猫を優しく抱きかかえて立っているのです。足元には犬達の像。
お墓、というと石だらけの灰色の寂しい場所というイメージでした。
でもその霊園は違いました。
境内が優しい雰囲気に溢れていて
ここで他のワンちゃん達と一緒に天国に行くんだ
と思うと、悲しみが安らいで
穏やかな気持ちで帰ってきたのを覚えています。
正直、人間の共同墓地も緑の多い造りにして
ああいう池や神聖な神社っぽいモニュメントをつけて欲しい。
残された遺族の感情が全然違うと思います。
棺に入れた愛犬の亡骸を荷台に積んで初夏の路を歩いて行ったあの日、— SOU@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2016年5月26日
歩いていく時間と緑の木洩れ陽が別れを受け入れるのに気持ちを整えてくれた。
この街は良い街だと思ったし、優しい気持ちにさせてくれる霊園。 pic.twitter.com/JIWCR1nPgD
お墓や死のイメージに、あの日の風に揺れて煌めく緑の木々と陽光が差した。— SOU@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2016年5月26日
まっとうに生きたいと思ったし、ちゃんとお墓に入りたいと思った。
どこかの家のワンちゃんのお墓、可愛かったなぁ
亡くなってから、愛犬のデジタル写真データを印刷して額縁に入れたり、壁に貼ってみたり、定期入れに入れて眺めたりしている。— SOU@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2016年5月26日
なんで生きてるうちにしなかったんだろう?って思ったら、
本物に勝るものはないからだったという結論に至る🐶
家族の亡骸を霊園に運んで行って、— SOU@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2016年5月26日
素敵な墓地がそこにあったら、弁天像が猫を優しく抱えてる像があったら、
家族は穏やかな気持ちでそこに亡骸を預けて帰って来れる
墓地とか霊園の文化の重要さって、今まで考えたこと無かったんだ。
暗かったりお化けが出るイメージだったし
滅するのではなく、天界に送ったと考えると、とても救われる。— SOU@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2016年5月26日
とはいえ、魂が肉体を抜けてどこかへ行くとか、転生の話は現代にもそれっぽい逸話があるし
、何が本当かわからないなら、自分の信じたいものを信じていいのでは
「別れが辛そうだからペットを飼いたくない」、という意見を見たことがあるのですが
初めて、10年暮した家族同然の愛犬との別れを経験して
悲しいのは数日だけで
後に残るのは、愛犬に出会えた感謝と、「犬が好き」という幸せだけ
犬が好きという感情だけが私の中に残りました。
それどころか、犬以外にも哺乳類とか、全ての動物に対する興味と好感がアップしたのです。
動物の仕草の中に、愛犬の似通った部分を見つけてしまうんでしょうか
— 十鴎(SOU)@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2017年11月1日
— 十鴎(SOU)@絵のお仕事募集中 (@souoyama10) 2017年11月1日関連記事: